本格的な春といえば、桜が思い浮かぶ方は多いかもしれません。春を代表する風物詩の桜ですが、お花見をして楽しむ方も多いかと思います。
今回は、桜と同じ時期に花を咲かせる”梅”のおすすめスポットをご紹介します!
その場所は札幌市清田区にある平岡公園。ここでは、敷地面積およそ6・5haの中に、1,200本くらいもの梅が植えられています。本州では桜よりも1カ月以上早く咲く梅ですが、寒さの厳しい北国・北海道では桜と梅の開花時期はかなり近くなっています。札幌の平年日を比べてみると、梅の開花は4月29日なのに対し、桜は5月1日。梅と桜の開花を同じ日に観測した年もあるくらいです。
平岡公園の梅林には、紅梅種と白梅種が植えられており、それぞれの割合は紅梅が4、白梅が6となっているそうです。特に白梅は香りがしっかりとあり、甘い香りを楽しむことができるのでおすすめです。なお、平岡公園の梅は豊後性と呼ばれる種類ですが、これは枝が太く、葉が丸く大きい特徴があり、梅と杏子の自然交雑種だそうです。
梅の開花の期間中には、毎年12~20万人ほどの人が訪れる人気スポット・平岡公園ですが、梅の開花の時期に合わせて「ひらおか梅まつり」も開催されます。梅まつりでは、梅林内に期間限定で売店が出店します。ここでは、大人気の梅ソフトクリームに加えて、梅シュークリームや梅まんじゅう、梅林そばなど、梅にちなんだ商品を買ったり食べたりすることもできます!(※年によって変更あり)ここでしか味わえない春の味覚を、ぜひ堪能してみてください♪
「ひらおか梅まつり」は、例年だと4月下旬~5月上旬頃にかけて行われていますが、梅の開花によって期間が変更になったり、延長になったりすることもあるようです。期間などについては公園のHPなどお知らせで公開されるので、事前にチェックしてから訪れるのが良いかと思います。
札幌市の公園で、桜とはまた違った花で春を感じてみては♪