冬に見られるブルー:ゆき物語(小樽・余市)

2021.11.16 余市

いよいよ北海道でも雪の積もり始める所が出てきて、本格的な冬が近づいてきているのを感じます。
冬の北海道といえば、雪国ならではのイベントがたくさんありますが、
今日ご紹介するのは「小樽ゆき物語・余市ゆき物語」です。

例年11月から始まるこのイベントは、翌年の2月までというロングランで開催されます。
小樽運河周辺ではイルミネーションなどがこのイベントのために装飾され、
小樽の街を幻想的な風景にしてくれます。
小樽運河の浅草橋から中央橋にかけては、青色のLEDが装飾されますが、
その数なんとおよそ1万個!北海道にはさまざまな”ブルー”で有名なスポットがありますが、
ここ小樽でも、この時期ならではのブルーを見ることができます。

さらにこのイベントの期間中は、運河クルーズの船も青色の装飾が施され、
夜の運河に浮かぶ姿は時間を忘れてしまうほど。
クルーズ船には乗ることもできるので、ぜひ小樽運河を周遊してみてください。
運河から見る小樽の街並みは、また違った景色を私たちに見せてくれそうです。

また、「硝子の街」とも呼ばれる小樽ですが、
そんな名前にふさわしいワイングラスタワーも飾られます。
約2000個ものワイングラスを使用したオブジェで、ライトアップされたその姿は
非常に迫力があり、グラス1つ1つが輝いて見えるのです。
写真スポットとしても毎年人気だそうで、運河の道路を挟んで反対側、
運河プラザという場所にあるので、この機会に訪れてみてはいかが。

実はこのイベント、小樽だけにとどまりません。
お隣の余市でも、JR余市駅の駅前には大きな木にイルミネーションが施されます。
これは「琥珀色の夢」と呼ばれていますが、なんと特産であるウイスキーを
イメージした色だそうです!
綺麗なイルミネーションを見ているとなんだかほっこりした気持ちになりますが、
その余韻を残したまま家でウイスキーを一口…と、大人の楽しみ方もできるかもしれません。

小樽の青、余市の琥珀色…。
地域それぞれのイルミネーションを、ぜひこの機会に楽しんでみてください。