立春を過ぎ、暦の上ではもう春ですが、
北海道はまだまだ氷点下の寒い日が続き、雪の降る日も多くなっています。
これまで、いくつもの冬ならではのアクティビティをご紹介してきましたが
今回ご紹介するのは「わかさぎ釣り」です!
やったことがない方でも、テレビなどで見たことがあるという方は多いはず。
・・・ところで、「わかさぎ」って漢字でどう書くかご存じですか?
正解は「公魚」です。(それ以外にも「鰙」などがあるそうです)
なぜ「公」・・・?と思う方が多いかもしれませんが、これにはちゃんとした由来があります。
江戸時代、麻生藩の藩主が徳川将軍に焼きわかさぎを献上すると、将軍が大変気に入り、
将軍家御用達の魚、つまり御公儀の魚ということから「公魚」になったと言われています。
なんだか少し高貴な魚に思えてきましたね!
わかさぎ釣りは、道内でもさまざまなスポットで体験することができますが、
札幌近郊で楽しみたい場合は、「新篠津村」がおすすめの場所の一つです。
こちらでは、3月上旬までわかさぎ釣りを楽しむことができます。
釣り竿やエサを持っていなくても、現地で借りることができるので初心者の方にもおすすめ。
また、行きたいけど寒いのがどうしても苦手・・・とか、子供と楽しみたい!という方は
屋根つきの暖かい小屋を借りることができるので、その点も安心です!
釣ったわかさぎはその場で調理して食べることができたり、隣接しているレストランなどでも
すぐに調理してくれる場合も多くあります。
ウロコがほとんどなく、丸ごと調理できるのも嬉しいポイントですよね!
自分で釣った魚をその場で食べられるのは、いつもとまた違ったおいしさがありそうです。
また、わかさぎは栄養価が高く、特にカルシウムは魚介類の中でもトップクラスといえるほど!
冬のアクティビティを楽しみつつ、栄養を取れるなんて、いいことづくしです。
なお、わかさぎ釣りは、だいたい1月~3月中旬から下旬頃にかけて体験できます。
釣り場所によっては2月までという所も。
体験に行く際は、近くの釣りスポットの開催期間を調べてから行くとよさそうです。
ただ、わかさぎの旬は厳冬期の1~2月頃。
長時間外にいることになるので、防寒対策はしっかりと行って、
風邪などひかないように注意してください!