幸運!?奇跡のサンピラー(名寄)

2021.01.26 サンピラー

突然ですが、「サンピラー」を見たことって、ありますか?
そもそもサンピラーって?と思う方も少なくないかもしれません。
サンピラーは太陽柱ともいい、まるで太陽から光の柱がのびてきているように見える自然現象です。
その仕組みは、ダイヤモンドダスト(空気中の水蒸気が細かい氷の結晶になり、キラキラ輝いて
漂う現象)に日が当たって、太陽が上下にのびて光の柱のように見える、というもの。

サンピラーを見るには、いくつかの条件があります。
①厳冬期(特に1~2月)であること
②朝方or夕方
③気温がおよそ-15度以下
④風が弱い
⑤晴れている

こうして並べてみると、結構細かい条件がありますよね…。
それもそのはず!
北国である北海道でもなかなか見ることができないという、かなり珍しい現象なんです。
ゆえに、「見たものは幸せになれる」ともいわれているほど!

では、どこで見られるか、ということですが、北海道の中では上川地方の名寄など
がサンピラースポットとして有名です。
ただ、名寄に限定しなくても、上記の条件が揃えば場所を選らばず見られるものでもあります。
ちなみに、私の上司は朝の中山峠で見た、と言っていました!
札幌近郊でも運が良ければ見ることができるかもしれませんね。

偶然に出会った美しい光の柱は、思わず息を呑んでしまうこと間違いなしです。
必ず見られるものではないからこそ、見た時の感動は計り知れません。
(私自身も、いつか遭遇してみたいと思っています!)
見ようと思って見られるものではありませんが、冷え込みが強く、晴れて風が弱い日は
幸運のサンピラーを探してみるのも、冬の楽しみの一つになるかもしれませんね。