五稜星の夢:函館

2020.11.25 五稜郭

11月も下旬に入り、本格的な冬はもう間近。

札幌の大通公園でもホワイトイルミネーションが始まったたり、全道各地で
イルミネーションが点灯されるなど、夜にキレイな明かりが灯される時期になってきました。
北海道に数あるイルミネーションスポットの中で、今回は函館の五稜郭を紹介したいと思います。

五稜郭といえば、道内でも有名な観光スポットの1つで、桜の季節には絶景を見ることができたり
タワーに登って函館市を一望したりと、1年を通して多くの観光客でにぎわう場所です。

その中で例年12月1日頃から2月にかけては「五稜星の夢(ほしのゆめ)」という名前で
ロングランでのライトアップがあります。
ボランティアの方々によって約2000個もの電球が取り付けられ
五稜郭の星形の堀にイルミネーションがふちどり、夜に光輝く星が出来上がります。
普段、星は空を見上げて見るものですが、この時期だけは
函館の地上に大きな一番星が浮かび上がるのです。

五稜郭の堀の外周にある歩行者専用の道を散策するもよし、
展望台に登って上から地上に輝く星を眺めるもよし・・・。
どちらを取っても冬にしか体験できない幻想的な風景を見られること、間違いなしです。

また、広場にはレーザー光線で五稜郭の形や歓迎の文字が映し出される演出もあるそうで
訪れた際に探してみるものも1つの楽しみ方になりそうです。

今年は11月29日から始まりますが、初日の11月29日には花火も打ち上がる予定だそう。
地上には大きな輝く星、空には花火と、普段は見ることのできない景色が広がります。
ぜひ函館にある大きな星を見に行ってみてください。

北海道の冬は寒いとよく言われますが、特に夜間は日中に比べて
一気に気温が下がる日も多くなります。
防寒対策はしっかりとしていってくださいね。

撮影場所:函館・五稜郭