12月に入り、季節はもう本格的な冬。
北海道といえば、冬ならではのイベントが盛りだくさんですよね。
中でも「さっぽろ雪まつり」は全国的にも有名で、毎年多くの観光客が訪れます。
今回ご紹介するのはちょうどこの時期に開催されているイベント
「さっぽろホワイトイルミネーション」です。
今年で39回目を迎えるこのイベントですが、第1回となったのは1981年12月12日。
わずか1048個の電球が1本の木に灯されたのが始まりです。
以降、年を重ねるごとに電球の数が増え、開催場所も次第に広がっていきました。
今では83万個もの電球が街を彩り、私たちを楽しませてくれます。
また、同時期に開催されている「ミュンヘン・クリスマス市」もおすすめスポットです。
でも、なぜ札幌でクリスマス市が、そしてミュンヘンという名前で開催するんでしょう?
実は札幌とミュンヘンは、姉妹都市なんです。
1972年に姉妹都市としての調印式が行われ、姉妹都市30周年となる2002年から
始まったのがこのミュンヘン・クリスマス市。
大通公園の2丁目会場で開催され、毎年たくさんの人でにぎわいます。
食べ物や飲み物はもちろん、様々な種類のクリスマスアイテムも販売されており、
一足先にクリスマスを楽しむことができます。
1年の中で最も昼の時間が短いとされる冬至も近づき、暗くなるのが早いこの時期ですが
空が暗くなるのと入れ替えに、大通公園付近は数多くのイルミネーションが点灯され、
街を明るく照らします。
イルミネーションを見に行って、ミュンヘン・クリスマス市でおいしい食べ物を食べ
暖かい飲み物で温まる…北海道ならでは、札幌ならではの冬の楽しみ方を、
1つご紹介させていただきました。
2019年は11月22日~12月25日の期間で開催されています。
ぜひ、北国の冬を五感で堪能してください。
ただ、夜は気温が氷点下になることもしばしば。
お出かけの際は、マフラーや手袋など防寒対策をばっちり行って、
風邪などひかないように注意しながら、楽しんでください。
撮影日:不明 撮影場所:大通